MySQLへCSE、Accessから接続させるメモ

MySQLODBC経由でCSEAccessと接続する設定って、文字化けとか絡んできて、結構つまづくところがあるので、メモ。

1.MySQLサーバーのインストール

MySQL :: Download MySQL Community Serverから「mysql-5.0.37-win32.zip」をダウンロードして、解凍して「Setup.exe」をダブルクリック。

以下の画面以外はデフォルトで設定。

1.1.「Manual Setting」を選択。


1.2.「Manual Selected Default Character Set」で「sjis」を選択。


※まー、間違っても「MySQL Server 5.0\bin\MySQLInstanceConfig.exe」で設定はやり直せます。


2.MySQLの設定ファイル(my.ini)修正

2.1.「管理ツール」→「サービス」→「MySQL」を右クリック→「停止」でサーバーを停止する。

2.2.「MySQL Server 5.0\my.ini」を開いて、[mysqld]の次の行に

skip-character-set-client-handshake

をコピペ。

2.3.サーバー起動。


3.MySQLODBCのインストール

MySQL :: Download Connector/ODBCから「mysql-connector-odbc-3.51.14-win32.zip」をダウンロードして、解凍して「Setup.exe」をダブルクリック。

3.1.全てデフォルト設定。


4.MySQLODBCの設定

4.1.「コントロールパネル」→「管理ツール」→「データソース(ODBC)」→「システムDNS」→「追加」で、以下の画面を開く。

4.2.「MySQL ODBC 3.51 Driver」を選択して「完了」。


4.3.こんな感じで、デフォルトの「test」データベースへの接続設定。


4.4.「Test」ボタンをクリックして「Success」が出て成功。


CSEを使わないなら下記でもOK。
MySQL :: Download Connector/ODBCから「mysql-connector-odbc-5.00.11-beta-gpl-win32」をダウンロードして、解凍して「Setup.exe」をダブルクリック。
これは4.3.みたいに設定すればつながるけど、ログイン後にデータベースが選択された状態になっていないので、CSEとの組み合わせでは相性が悪い。(CSEのDBエクスプローラにテーブルが出てこない)
Accessは、接続時にまた、ODBC設定画面が出てきて、接続先データベースを聞いてくるのでOK。



5.CSEで接続

5.1.つみきWebからダウンロードした「CSE」を起動して、「データベース」→「接続」で設定はこんな感じで「OK」。


5.2.「接続されました」と出力されて成功。

これで、適当に「CREATE TABLE」すれば、CSEからも日本語のデータ更新OK。

※6以降は、下記のDDLでテーブルを作ったものとして説明します。

CREATE TABLE USER_TBL (
	USER_ID		INT(4) NOT NULL UNIQUE PRIMARY KEY,
	PASSWORD	CHAR(4),
	USER_NAME	VARCHAR(20)
);

6.Accessで接続

6.1.Accessを起動して、「ファイル」→「開く」で以下の画面を開いて、「ファイルの種類」から「ODBC データベース ()」を選択。


6.2.「データソースの選択」→「コンピュータデータ ソース」を選択し「test」を選択し「OK」。


6.3.「テーブルのリンク」で、5で作った「user_tbl」テーブルを選択して「OK」。(「パスワードの保存」はチェックしておいたほうがよい)


6.4.「user_tbl」をダブルクリック。


6.5.以下のようにテーブルデータが表示されて成功。


長くなっつった・・。