Struts2のアプリをMavenで作る準備設定

前回のStruts2のアプリをTomcat6とeclipse3で作る準備設定では、昔ながらの古典的な実装環境構築手順という感じでしたが、いまどきの環境はちゃんとMaven2を使ってやりましょう。

Strus2の「{struts-2.0.11}\src\apps\blank」を適当なディレクトリにコピー

blankディレクトリにあるpom.xmlを修正

  1. 削除
  2. 1.0.0追加
  3. 以下を追加
<dependency>
  <groupId>org.apache.struts</groupId>
  <artifactId>struts2-core</artifactId>
  <version>2.0.11</version>
  <scope>compile</scope>
</dependency>
	    
<dependency>
  <groupId>org.springframework</groupId>
  <artifactId>spring-mock</artifactId>
  <version>2.0.1</version>
  <scope>test</scope>
</dependency>
	    
<dependency>
  <groupId>log4j</groupId>
  <artifactId>log4j</artifactId>
  <version>1.2.14</version>
</dependency>

log4j-1.2.15が最近リリースされましたが、jms、jmxとかが見つからないというエラーが出ます。そのときは、コンソールで言われたとおりのurlにアクセスして、jarファイルをダウンロードして、installコマンドで、手動インストールしてください。
面倒なので今回はlog4j-1.2.14にしました。

log4j.xmlの配備

log4j.xml簡単テンプレートを見ながらlog4j.xmlを「{blank}\src\resources」に作成。
log4j.xmlはcategoryのnameだけ変更しましょう。

jettyで動作確認

コマンドプロンプトでblankディレクトリに移動して以下のコマンドでjetty起動。

mvn jetty:run

http://localhost:8080/struts2-blank-1.0.0/」にアクセスして下記の画面が出ればOK。

確認が済んだら、「Ctrl」+「C」でjettyを止めましょう。

eclipseでの実装環境構築

MavenとeclipseとjettyでWEBアプリ作成環境を作るを見ながら下記の作業を行う。

  1. Maveneclipse用設定ファイルを作成。
  2. Maveneclipse用プロジェクト設定ファイルを作成。
  3. eclipseでblankアプリをJavaプロジェクトとしてインポート。

WARファイルを作って本番環境での動作確認

コマンドプロンプトでblankディレクトリに移動して以下のコマンドでwarファイル作成。

mvn package

無事テストが通って、BUILD SUCCESSFULが表示されたら、「{blank}\taget\struts2-blank-test-1.0.0.war」を本番アプリケーションサーバーに配備して(例えばTomcatの「{apache-tomcat-6.0.14}\webapps」とか)アプリケーションサーバーを起動((例えばTomcatの「{apache-tomcat-6.0.14}\bin\startup.bat」をダブルクリック)。

http://localhost:8080/struts2-blank-1.0.0/」にアクセスして下記の画面が出ればOK。